令和 2年 3月 定例会 令和2年3月
銚子市議会定例会 議 事 日 程 (第6号) 令和2年3月18日(水) 午後1時30分開議 日程第1 議案第1号から議案第14号及び議案第18号から議案第29号まで (
委員会委員長報告、質疑、討論、採決) 日程第2 陳情第10号、陳情第12号及び陳情第13号 (
委員会委員長報告、質疑、討論、採決) 日程第3 発議案第1号
銚子市議会委員会条例の一部を改正する条例について (上程、説明、質疑、討論、採決) 〇本日の会議に付した事件
議事日程のとおり 〇
出席議員(18名) 1番 宮 崎 光 子 君 2番 桶 谷 範 幸 君 3番 野 平 仁 人 君 4番 吉 原 祐 真 君 5番 笠 原 幸 子 君 6番 池 田 健 一 君 7番 石 上 友 寛 君 8番 鎌 倉 金 君 9番 石 神 嘉 明 君 10番 加 瀬 栄 子 君 11番 桜 井 隆 君 12番 釜 谷 藤 男 君 13番 広 野 恭 代 君 14番 石 上 允 康 君 15番 地 下 誠 幸 君 16番 岩 井 文 男 君 17番 加 瀬 庫 藏 君 18番 宮 内 和 宏 君 〇
欠席議員(なし) 〇説明のための出席者 市 長 越 川 信 一 君 副 市 長 島 田 重 信 君 教 育 長 石 川 善 昭 君 秘書広報 鴨 作 勝 也 君 課 長
企画財政 安 藤 隆 君
総務課長 宮 澤 英 雄 君 課 長
市民課長 宮 内 伸 光 君
税務課長 柴 紀 充 君
社会福祉 石 田 智 己 君 子 育 て 山 口 学 君 課 長
支援課長 高 齢 者 伊 藤 浩 幸 君 健 康 石 井 倫 宏 君
福祉課長 づ く り 課 長 観光商工 笹 本 博 史 君
水産課長 浪 川 秀 樹 君 課 長
農産課長 飯 島 茂 君
都市整備 古 田 宗 明 君 課 長
生活環境 山 口 重 幸 君 会 計 越 川 俊 博 君 課 長 管 理 者 消 防 長 菅 澤 信 博 君
水道局長 椎 名 寛 君
学校教育 北 村 卓 君
社会教育 林 秀 行 君 課 長 課 長
選挙管理 宮 澤 英 雄 君
監査委員 長 尾 奈 美 君 委 員 会
事務局長 事務局長 農 業 大 網 裕 弥 君 委 員 会
事務局長 〇
事務局職員出席者 事務局長 原 孝 一 書 記 佐 野 仁 美 書 記 林 友 見 午後 1時30分 開 議
○議長(
岩井文男君) これより本日の会議を開きます。
△諸般の報告
○議長(
岩井文男君) この際、諸般の報告をいたします。 本日、
市議会議員から発議案1件が提出されましたので、ご報告いたします。 発議案の取扱いについては、
議会運営委員会を開催いたしましたので、
議会運営委員会委員長からその報告を求めます。
石上友寛議員。 〔
石上友寛君登壇〕
◆
石上友寛君
議会運営委員会を開催いたしましたので、そのご報告を申し上げます。 本日、
市議会議員から発議案1件の提出がありました。これが取扱いにつきましては、お手元に配付してあります
議事日程(その3)のとおり、
議事日程第3として本日の日程に追加し、上程、説明、質疑、討論の後、採決することに
議会運営委員会としては決定いたしました。 以上のとおりでありますので、
議員各位におかれましては、
議事運営についてよろしくご協力くださるようお願い申し上げまして、
委員長報告を終わります。
○議長(
岩井文男君) 以上で
議会運営委員会委員長の報告は終わりました。
△議案第1
号~議案第14号、議案第18
号~議案第29号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
岩井文男君) これより日程に入ります。 日程第1、議案第1号から議案第14号及び議案第18号から議案第29号までの26議案を一括議題といたします。 去る2月27日及び3月9日の本会議において各委員会に付託いたしました各議案について、これよりその審査の経過と結果について各委員長の報告を求めます。 最初に、
総務企画委員会委員長、
桜井隆議員。 〔桜井 隆君登壇〕
◆桜井隆君
総務企画委員会委員長報告を申し上げます。 去る2月27日及び3月9日の本会議において当委員会に付託されました
議案審査のため、3月12日午前10時から本会議場において委員会を開催いたしました。 当日は、
委員全員が出席し、
理事者側から市長及び
関係課長等の出席を得て慎重に審査をいたしましたので、これより審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。 当委員会に付託されました議案は、議案第18号 銚子市
青年館条例の一部を改正する
条例制定について、議案第19号 銚子市
災害救助基金条例の一部を改正する
条例制定について、議案第20号 P.250銚子市
印鑑条例の一部を改正する
条例制定について、議案第21号 銚子市
国民健康保険条例の一部を改正する
条例制定について、議案第29号 財産の処分について、以上の5議案であります。 まず、議案の審査結果から申し上げます。当委員会に付託されました議案第18号から議案第21号及び議案第29号については、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、審査の過程における主な質疑について要約して申し上げます。 問 議案第18号の銚子市
青年館条例の一部改正について、川口町青年館及び富川町青年館は、取り壊さなければならない状態なのか伺います。 答 川口町青年館は、昭和42年建築、富川町青年館は昭和48年建築で、建築後約50年が経過しており、その間抜本的な修繕をしていないことから取り壊しが相当と考えます。 問 議案第19号の銚子市
災害救助基金条例の一部改正について、被害の軽減をあらかじめ図るための経費は、
自主防災組織への補助を考えているか。また、その周知の方法について伺います。 答 町内会などで
自主防災組織の組織化に向けた機運が図られるよう、市機材の整備や活動費への
補助制度を創設したいと考えています。また、制度ができたら
町内回覧や市の
ホームページなどで周知を図りたいと考えております。 問 議案第20号の銚子市
印鑑条例の一部改正について、銚子市の成年被後見人の人数と対象者に制度の内容を周知する方法を伺います。 答 本年3月1日現在、本市に住民登録のある成年被後見人は64人です。対象者は、制度の周知は
法定代理人の動向と成年被
後見人本人による申請または届出であるという要件を満たした場合に印鑑登録が可能になることを通知する予定です。 問 議案第21号の銚子市
国民健康保険条例の一部改正について、
賦課限度額の引上げと
軽減判定基準の見直しにより影響を受ける世帯数と影響額を伺います。 答
賦課限度額の引上げにより影響を受ける世帯数は338世帯で、影響額は
調定額ベースで約803万円の増額となる見込みです。また、
軽減判定基準の見直しにより影響を受ける世帯数は62世帯で、影響額は約146万円の減額となる見込みです。 問 議案第29号 財産の処分について、売却後に発生する
固定資産税の
見込収入額と現在の建物の
解体日程を伺います。 答 建物については、評価していないので、
固定資産税額は不明です。土地については、
固定資産税、
都市計画税を合わせ、年間約120万円を見込んでいます。建物については、
解体条件つきでの売却で、募集要項及び
売買契約書に
契約締結の日から起算して原則1年以内に解体、
撤去工事に着手することを明記しています。 以上のような
質疑応答の後、討論に入りましたが、討論はありませんでした。 以上のとおりでありますので、ご報告いたします。
○議長(
岩井文男君) 次に、
教育民生委員会委員長、
加瀬栄子議員。 〔
加瀬栄子君登壇〕
◆
加瀬栄子君
教育民生委員会委員長報告を申し上げます。 去る2月27日の本会議において当委員会に付託されました
議案審査のため、3月10日午後1時30分から本会議場において委員会を開催いたしました。 当日は、
委員全員が出席し、
理事者側から市長及び
関係課長等の出席を得て、慎重に審査いたしましたので、これより審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。 当委員会に付託されました議案は、議案第22号 銚子市
心身障害者医療費給付条例の一部を改正する
条例制定について、議案第23号 銚子市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定について、以上の2議案であります。 まず、議案の審査結果から申し上げます。当委員会に付託されました議案第22号及び議案第23号については、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、審査の過程における主な質疑について要約して申し上げます。 問 議案第22号 銚子市
心身障害者医療費給付条例の一部を改正する
条例制定について、改正の詳細を伺います。 答 千葉県の実施する
重度心身障害者に係る
医療給付制度の対象に
身体障害者1級及び2級、
療育手帳Aの2以上の重度の方のほか、新たに
精神障害者保健福祉手帳1級の方を対象に加え、
保険適用の医療費の
利用者負担金の助成を行うものです。 問 給付の対象者の範囲を拡大するとのことだが、
給付対象者の人数と今回対象から外れる方の人数を伺います。 答 新たな
給付対象者は、
精神障害者保健福祉手帳1級所持者で、
対象者数は67人です。今回の対象から外れる方は、
精神障害者保健福祉手帳2級の方が254人、3級の方が80人、合計334人です。 問 議案第23号 銚子市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定について、
放課後児童支援員の現状を伺います。 答
放課後児童クラブでは、1
支援単位に2名の職員の配置が必要となります。うち1名は、支援員の資格を持った職員、もう一名は支援員の資格を持たない補助員でもよいとされています。令和2年度の予定では、8小学校区で10
支援単位に対して支援員19名、補助員7名で職員は充足していますが、シフトの編成や夏休みの需要増加などを加味すると、さらに数は増やしたいと考えています。 問
放課後児童支援員の
資格取得要件と
資格認定研修等について伺います。 答 保育士、
社会福祉士、一番多い例としては、高卒者で2年以上
児童福祉事業に従事した者等が
資格認定研修を受けることによって支援員となることができます。研修は、1日程4日間で、全13日程あります。受講場所は、令和元年度は県内で千葉市を初め、市川、松戸、成田等の9都市で開催しています。
研修内容は、
放課後健全育成事業に対する理解、子どもを理解するための知識、子どもの
育成支援、保護者、学校、地域との連携・協力、安全・安心への対応、支援員として求められる役割等について講義を受けます。 問
放課後児童支援員資格取得の
研修計画とその
研修費用について伺います。 答 資格の未取得者のうち、
資格取得研修を受けられる要件を満たした者について、市から
指定管理受託者を通じて受講を推奨しており、
研修費用は
指定管理委託料に含めて支出しています。令和2年度においては、資格未取得者7名のうち2名が
受講資格を得られるので、
指定管理者とご本人と相談しながら受講を推奨することとなります。 以上のような
質疑応答の後、討論に入りましたが、討論はありませんでした。 以上のとおりでありましたので、報告いたします。
○議長(
岩井文男君) 次に、
産業建設委員会委員長、
石上允康議員。 〔
石上允康君登壇〕
◆
石上允康君
産業建設委員会委員長報告を申し上げます。 去る2月27日の本会議において、当委員会に付託されました
議案審査のため、3月11日午前10時から本会議場において委員会を開催いたしました。 当日は、
委員全員が出席し、
理事者側から市長及び
関係課長等の出席を得て慎重に審査いたしましたので、これより審査の経過及び結果についてご報告を申し上げます。 当委員会に付託されました議案は、議案第24号
銚子市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する
条例制定について、議案第25号 銚子市市道の構造の
技術的基準及び市道に設ける
案内標識等の寸法を定める条例の一部を改正する
条例制定について、議案第26号 銚子市
公共下水道事業芦崎終末処理場(
自家発電施設)
改築更新工事委託に関する
基本協定の変更について、議案第27号
損害賠償の額の決定について、議案第28号 路線の認定について、以上の5議案であります。 まず、議案の審査結果から申し上げます。当委員会に付託されました議案第24号から議案第28号については、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、審査の過程における主な質疑について要約して申し上げます。 問 議案第24号
銚子市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する
条例制定について、外国籍の方の入居は可能なのか、入居可能であればその条件を伺います。また、
単身高齢者の世帯数を伺います。 答
公営住宅は、生活の安定と
社会福祉の増進を目的として供給されている住宅であり、外国籍の方も入居できます。
入居資格は、原則として我が国での永住権を有する方ですが、在任期間に定めのある定住者にも認められています。その他の
入居資格としては、日本人と同様に現に同居し、または同居しようとする親族がいること、世帯の収入が一定の金額を超えないこと、住宅に困窮していることが明らかな方であることなどです。また、
市営住宅の
入居世帯数は現在492世帯で、そのうち285世帯が65歳以上の
単身世帯であり、その割合は57.9%となっています。 問 議案第26号 銚子市
公共下水道事業芦崎終末処理場改築更新工事委託に関する
基本協定について、
協定金額が変更前と比べ約5,000万円の差があるが、その理由を伺います。 答
日本下水道事業団との
基本協定は、
概算事業費で締結しており、
工事発注時の
設計見直しによる増減と
日本下水道事業団が実施する競争入札による
契約差金や
工事内容の変更により、
協定金額が減額となったものです。 問 議案第27号
損害賠償の額の決定について、今回の
損害賠償に対し、
損害保険の補てんはあるか伺います。また、今後の対策を伺います。 答 水道局では、
公益社団法人日本水道協会の
水道賠償責任保険に加入しており、1事故1
保険期間中につき、
支払い限度額は1,000万円となっています。
関連議案の議決を頂いた後、3月中に賠償金を支出し、保険金の請求を行う予定です。今後は、
町内回覧や市及び
水道局ホームページなどで事前に
水道利用を控えていただくための
広報活動に努めるとともに、引き続き
企業活動に影響を及ぼさない深夜の時間帯で作業をするなどの対応を図っていきたいと考えております。 以上のような
質疑応答の後、討論に入りましたが、討論はありませんでした。 以上のとおりでありましたので、報告いたします。
○議長(
岩井文男君) 次に、
予算委員会委員長、
広野恭代議員。 〔
広野恭代君登壇〕
◆
広野恭代君
予算委員会委員長報告を申し上げます。 去る2月27日の本会議において、当委員会に付託されました
議案審査のため、3月10日、11日及び12日の3日間にわたり、本会議場において委員会を開催いたしました。 3月10日及び12日は
委員全員が、11日は委員8名が出席し、
理事者側から市長及び
関係課長等の出席を得て慎重に審査をいたしましたので、これより審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。 当委員会に付託されました議案は、議案第1号 令和元
年度銚子市
一般会計補正予算(第7号)、議案第2号 令和元
年度銚子市
水道事業会計補正予算(第2号)、議案第3号 令和元
年度銚子市
病院事業会計補正予算(第3号)、議案第4号 令和元
年度銚子市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)、議案第5号 令和元
年度銚子市
下水道事業特別会計補正予算(第4号)、議案第6号 令和元
年度銚子市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)、議案第7号 令和元
年度銚子市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)、議案第8号 令和2
年度銚子市
一般会計予算、議案第9号 令和2
年度銚子市
水道事業会計予算、議案第10号 令和2
年度銚子市
病院事業会計予算、議案第11号 令和2
年度銚子市
下水道事業会計予算、議案第12号 令和2
年度銚子市
国民健康保険事業特別会計予算、議案第13号 令和2
年度銚子市
介護保険事業特別会計予算、議案第14号 令和2
年度銚子市
後期高齢者医療事業特別会計予算、以上の14議案であります。 まず、議案の審査結果から申し上げます。当委員会に付託されました議案第1号から議案第14号については、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、審査の過程における主な質疑について要約して申し上げます。 最初に、
教育民生関係予算について申し上げます。 問 議案第1号
一般会計補正予算中、
銚子西中学校整備経費における
工事内容見直しの理由について伺います。 答
中学校統合に伴う大
規模改造工事の予算で、実施する予定であった
空調設備、
受変電設備等の改修を平成30年度
ブロック塀・
冷房設備臨時特例交付金事業で実施することとなったため、減額をするものです。 問 議案第3号
病院事業会計補正予算中、不
用品売却益の内容を伺います。 答 保存期間を過ぎた旧
市立総合病院時代の
レントゲンフィルム約1万3,500キログラムを売却したことによる収益です。
レントゲンフィルムは、微量の銀を含んでおり、単価は1キログラム当たり130円となっています。 問 議案第8号
一般会計予算中、
生活困窮者自立支援事業の内容と事業に係る経費の財源を伺います。また、
相談実績と
生活保護につながった件数を伺います。 答 この事業は、市内双葉町の銚子市
自立支援相談センターにおいて、
業務委託により
生活困窮者の
相談支援を行うもので、スタッフは2名常駐しています。
事業経費950万円の財源は、
国庫負担金が4分の3で、残りは
一般財源となっています。この
一般財源は、
地方交付税の算定に用いる
基準財政需要額の
単位費用の算定基礎となっています。平成30年度の
新規相談受付は135件で、
生活保護に至った方は17人です。 問
ファミリーサポートセンター事業の内容と今後の展望について伺います。 答 この事業は、児童の預かり、保育所への送迎などの援助を受けることを希望する依頼会員と、援助を行うことを希望する提供会員との
相互援助活動に関する連絡、調整を行うものです。当初予算に計上したものは、
事業経費の一部である事業者の
選定経費で、具体的には
プロポーザル選定委員会の
委員報酬です。今後開設する
センターの規模や
運営方法を精査した上で、事業者の選定と必要な
予算措置を行い、令和2年度の後半には開設準備を始め、令和3年4月の
運営開始を目指しています。 問
市立病院の
指定管理者である銚子市
医療公社に対する交付金3億円は、当初の
中期事業計画と比べて約1億円増加しているが、その理由を伺います。 答
指定管理者交付金については、今年度当初2億5,000万円を見込んでいたところ、不足が生じ、8,000万円を追加するための
補正予算を計上したところです。令和2年度は、
回復期リハビリテーション病棟を開設するために看護師などの人件費の増加が見込まれることや、今年度は一時眼科の手術を行うことができず、収益が減少したことなどを踏まえて、安定的に運営するためには3億円が必要であると考え、予算を計上したものです。 問 10款7項4目
青少年文化会館費中、施設の
維持管理に係る経費の予算額を伺います。 答 現在のところ
文化会館の今後の方向性が決定されていないため、施設の現状を維持するために要する経費として512万4,000円を予算計上しています。主なものとしては、
会計年度任用職員1名分の人件費214万1,000円、電気料約180万円を含む
光熱水費215万4,000円です。
会計年度任用職員は、体育館の業務を兼務し、
青少年文化会館の維持、点検などの業務を担当します。電気料は、
文化会館再開の可能性を残し、
高圧受電契約を維持しているためにこの金額となっています。 次に、
産業建設関係予算について申し上げます。 問 議案第1号
一般会計補正予算中、
市営住宅改修経費長寿命化計画関連事業について、
工事場所と内容を伺います。 答 この事業は、国からの
社会資本整備総合交付金を活用して老朽化した
市営住宅の
改修工事を計画的に実施し、既存の
市営住宅の
長寿命化を図るもので、令和元年度は
市営住宅13団地のうち4団地の
改修工事を行っており、長塚町
市営住宅A棟、小畑新町
市営住宅C、D棟及び
天王台市営住宅漁民棟については、
玄関ドア等、また
大谷津団地A、B棟については、外壁及び
屋根防水等の
改修工事を実施しました。 問 議案第8号
一般会計予算中、
広域営農団地農道管理経費が前年比2倍以上の予算となっている理由を伺います。 答 本経費は、
広域農道の
維持管理に充てられ、令和元年度は除草業務及び
側溝清掃業務を行いました。令和2年度は、その業務に加え、柴崎町5丁目地先の
舗装修繕工事1件、小長町地先の
排水施設修繕工事1件を行う予定であるため、374万円の増となっています。 問
漁業振興基金管理経費について、今後基金をどう積立て、どのように使用するのか伺います。 答 銚子市沖が洋上風力発電の促進地域に指定され、発電事業者が選定された際、当該発電事業者から売電収入の一部を基金に拠出してもらう方向で調整しているところです。資金の使途は、漁業振興策及び漁業と自然再生エネルギーの共生に関することで、処分、運用に当たっては検討委員会を設置し、その意見を求める方向で準備を進めています。 問 8款3項1目河川維持改良費について、昨年の台風による浸水被害を考えると、しっかりとしたしゅんせつ工事が必要と考えるが、活用できる補助金制度はあるのか伺います。 答 国では、昨年の台風19号による河川氾濫等の大規模な浸水被害が相次いだことを受け、令和2年度から地方公共団体が単独事業として緊急的に河川等のしゅんせつを実施できるよう、新たに緊急浚渫推進事業債の地方債制度を創設したところです。この地方債の事業年度は、令和2年度から6年度までの5年間とされており、起債充当率が100%、後年度の元利償還金に対する交付税措置率は70%と非常に有利な制度であることから、この地方債を活用するために必要な計画を作成し、今後しゅんせつを計画的に実施していきたいと考えています。 問 議案第9号、
水道事業会計予算中、下水道事業への貸付金2億6,000万円について、企業間での貸借に法的な問題はないのか伺います。また、今後の返済について伺います。 答 地方公営企業法第18条の2第1項で、一般会計または他の特別会計から地方公営企業に長期の貸付けをすることができるとされており、法的には問題はありません。2億6,000万円については、水道事業との協議で、利率0.1%で3年間は利払いのみ、その後5年間で毎年元金である5,200万円に利息を加えた金額を償還する予定です。 次に、総務企画関係予算について申し上げます。 問 議案第8号
一般会計予算中、商工振興費寄附金に銚子版DMO構築事業の財源として企業版ふるさと納税が計上されているが、この事業以外でも活用する考えはないか伺います。 答 令和2年度税制改正により、寄附額の9割の税額控除が受けられるようになり、企業版ふるさと納税を活用しやすくなったことから、まずは市内に支店などを有する事業者や、銚子出身の方で市外で事業を展開している方などにアプローチしていきたいと考えています。 問 東京2020オリンピック・パラリンピック関係経費の詳細と使用目的を伺います。 答 主に7月3日に市内で開催予定の聖火リレーに関する経費で、銚子市も聖火リレーの運営に当たることになっており、沿道警備など人員派遣に向けて準備を進めています。経費の主なものは、沿道警備などで協力いただくボランティアスタッフが着用するユニフォームや帽子代、ボランティアスタッフの保険料、周知用のチラシの印刷費、沿道応援用グッズ製作費などです。 問 洋上風力推進経費で視察旅費とあるが、詳細を伺います。 答 洋上風力の視察は、県が主体となり、計画を進めています。県の職員や漁業関係者で大規模な洋上風力発電が展開されているヨーロッパの先進地の視察を予定しており、銚子市からも2名程度参加したいと考えています。 問 庁用自動車管理経費について、環境に配慮した車両が何台導入されているか伺います。 答 現在ハイブリッドの車両を6台保有しています。リース替えの際は、ハイブリッド車や電気自動車など環境に配慮した車両の導入を検討したいと考えています。 問 議案第12号 令和2年度
国民健康保険事業特別会計予算中、特定健康診査等事業費が令和元年度補正後の額と比較し、1,500万円増額となっている理由を伺います。 答 令和2年度当初予算は、銚子市国民健康保険第3期特定健康診査等実施計画において設定している目標受診率47%を目安に、集団検診や個別健診など受診者数を合計で6,200人と見込み、予算計上し、本年度の決算見込みを基に算定した
補正予算の受診者数と比較して1,170人の増加を見込んだことから、予算額が令和元年度補正後の額と比較して増加したものです。 続いて、討論に入り、一委員より令和2年度の下水道事業会計への貸付金2億6,000万円について、水道事業会計からの長期借入れで
予算措置したことは財政運営上好ましくない、また本来一般会計から介護保険事業特別会計へ繰り出すべき1億8,000万円を
補正予算で対応することを含め、令和2年度の
一般会計予算は4億4,000万円の財源不足の状態からのスタートとなっており、早急に改めるべきだと考える。また、
病院事業会計予算への人件費補てん交付金についても、当初の
医療公社の事業計画から1億円多く、地域医療構想の観点から病院運営を見直すべきである。以上、これらの事項について早急に改善されることをお願いして、議案第8号、議案第9号、議案第10号及び議案第11号について賛成いたしますとの賛成討論がありました。 以上のとおりでありましたので、報告いたします。
○議長(
岩井文男君) 以上で上程議案に対する各委員長の報告は終わりました。 ただいまの各委員長に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩井文男君) 質疑なしと認めます。 この際10分間休憩いたします。 午後 2時10分 休 憩 午後 2時19分 再 開
○議長(
岩井文男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 最初に、笠原幸子議員。
◆笠原幸子君 2019年度
補正予算、2020年度予算、各条例全てについて賛成の討論を行います。 今年度
補正予算は、苦しい財政状況の下、人件費の抑制や
契約差金などにより5億円を超える不用額を捻出しました。ようやく新年度へバトンを渡すことができたものです。新年度に向けては、新型コロナウイルスの感染状況の変化次第にもよりますが、世界的金融不安も今後大きな影響があると考えられます。さらに、昨年10月からの消費税10%の影響は、市民生活に大きな影響を与えているところでございます。 このようなときだからこそ、楽観視できない状況であることを十分注視しながら新年度を迎えなければなりません。市財政運営については、市民生活の防波堤の役割を自治体は担わなければなりません。高過ぎて払い切れないと言われている国民健康保険事業については、市民の生活実態に寄り添う対応と相談業務に力を入れるよう要望をいたします。 各条例については、私どもが要望していました
心身障害者医療費給付条例の
給付対象者の拡大や
市営住宅入居に際して新規入居者より保証人を不要とすることなどが提案されました。これらを評価いたしまして賛成討論といたします。
○議長(
岩井文男君) 次に、
石上允康議員。
◆
石上允康君 賛成討論。新型コロナウイルスにより、日本、銚子市の経済状況、あるいは市民生活も不透明さを増してきています。新年度予算が一刻も早く市民生活に寄与できることを願い、全ての議案に賛成するものですが、議案第8号 令和2
年度銚子市
一般会計予算、議案第9号 令和2
年度銚子市
水道事業会計予算、議案第10号 令和2
年度銚子市
病院事業会計予算、議案第11号 令和2
年度銚子市
下水道事業会計予算中、令和2年度
一般会計予算からの下水道事業会計への基準外繰出金2億6,000万円について、下水道事業会計に肩代わりさせる形で水道事業会計からの長期借入れで対応した予算編成は、一般会計の隠れた起債とも言えなくもない。予算編成上好ましくない。また、本来一般会計から介護保険事業特別会計へ繰り出すべき予算1億8,000万円を繰延べで対応するなど、令和2年度の
一般会計予算は4億4,000万円の財源不足からスタートとなっている。この異常な
予算措置を早期に改めるべきです。 また、令和2年度
病院事業会計予算について、一般会計からの繰出金、予算4億6,831万8,000円中、銚子
市立病院の医療職員の人件費補助に関わる交付金3億円についても、当初の事業計画から1億円オーバーの
予算措置になっており、厳しい銚子市の財政状況からして問題があると考えます。医療、財政面からして、銚子市の地域医療構想の観点から
市立病院の運営を見直すべきと考えます。また、令和2年度の銚子市の予算執行は、財政調整基金がわずか1億円余の運営を余儀なくされており、銚子市はいつ財政危機が生じてもおかしくない状況にあります。 以上、執行部においてこれらの事項について早急に改善することを強く要望をして、賛成討論といたします。
○議長(
岩井文男君) 次に、鎌倉金議員。
◆鎌倉金君 鎌倉金です。それでは、通告に従って、第19号議案を反対、第29号議案を賛成の立場で討論いたします。 まず、第19号議案です。これは、銚子市災害救助基金の名称を銚子市災害対策基金に改める議案です。これまでの質疑などから、災害に遭った者に対する救助及び支援を実施するための経費に充てる場合に限り処分することができるとする基金の使途の制限を災害の予防などにも充てることなどに拡大しようとするものです。しかし、私はそれはあくまで毎年の年度予算から支出すべきものだと思います。現在同基金は、約1億1,000万円の残高がありますが、これを例えば啓発活動などに用いることは、いざ実際に災害が発生したときにどれほどの残高になるか不安な要素があります。また、本市の財政調整基金の少なさも災害時には障害になる可能性もあります。私は、同基金はあくまで現行のままとし、予防のための予算は毎年の一般会計から支出するほうが正しいと思い、第19号議案に反対します。 なお、委員会での採決では賛成しましたが、その後の調査などを経て今回の判断に至ったことを申し添えます。 引き続き、第29号議案に賛成の立場で討論します。同議案は、旧特別養護老人ホーム外川園の跡地を処分する内容です。これに関しては、喜ばしいことと感じています。そこで、この機会に財産の処分があったときは、売却代金の一部を何らかの基金に積み立てることを要望し、賛成討論とします。
○議長(
岩井文男君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩井文男君) これをもって討論を終結いたします。 ただいま議題となっております議案について、これより採決をいたします。 採決は各議案ごとに行います。 お諮りいたします。最初に、議案第1号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第2号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第3号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第4号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第5号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第6号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第7号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第8号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第9号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第10号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第11号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第12号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第13号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第14号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第18号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第19号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
岩井文男君) 起立多数であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第20号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第21号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第22号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第23号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第24号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第25号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第26号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第27号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第28号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。 次に、議案第29号について、
委員長報告のとおり原案に賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。
△陳情第10号、陳情第12号、陳情第13号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
岩井文男君) 日程第2、陳情3件を議題といたします。 去る2月27日の本会議において各委員会に付託いたしました陳情について、これよりその審査の経過と結果について各委員長の報告を求めます。 最初に、
総務企画委員会委員長、
桜井隆議員。 〔桜井 隆君登壇〕
◆桜井隆君 陳情につきまして
総務企画委員会委員長報告を申し上げます。 去る2月27日の本会議において当委員会に議案とともに付託されました陳情2件について、
議案審査終了後慎重に審査をいたしましたので、これよりその結果についてご報告申し上げます。 陳情第10号は、銚子市西小川町1062、根本茂氏からの銚子
市議会議員の定数削減を求める陳情、陳情第12号は、銚子市清水町2763、印南実氏からの
市議会議員定数削減に関する陳情であります。 これらの陳情2件につきましては、補足説明を聴取した後、慎重に審査をした結果、議員定数1名減を執り行ってから日も浅く、現在18名の議員がそれぞれのやり方で活動し、議員全員で課題解決に模索中であり、時期尚早などとの意見から、陳情第10号及び陳情第12号は
全員異議なく不採択とすべきものと決しました。 以上のとおりでありましたので、報告いたします。
○議長(
岩井文男君) 次に、
教育民生委員会委員長、
加瀬栄子議員。 〔
加瀬栄子君登壇〕
◆
加瀬栄子君 陳情につきまして、
教育民生委員会委員長報告を申し上げます。 去る2月27日の本会議において当委員会に議案とともに付託されました陳情1件について、
議案審査終了後、慎重に審査いたしましたので、これよりその結果についてご報告申し上げます。 陳情第13号は、銚子市君ケ浜8666の14、海鹿島保育所児童保護者、深澤寿賀子氏からの銚子市公立保育所再編計画再考を求める陳情であります。 本陳情につきましては、補足説明を聴取した後、慎重に審査した結果、保護者や地域の方の気持ちも十分理解できるが、銚子市の現状やこれから先のことを考えると再編の必要性を感じる。その上で、今後再編された保育所のハード、ソフト面でのサービスの質の向上を期待したいなどの意見から賛成多数で保留とすべきものと決しました。 以上のとおりでありましたので、報告いたします。
○議長(
岩井文男君) 以上で各委員長の報告は終わりました。 ただいまの各
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩井文男君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 最初に、笠原幸子議員。
◆笠原幸子君 陳情第13号 公立保育所再編計画の再考を求める陳情について討論を行います。
委員長報告では、この陳情を委員の多数で保留としました。市民からは、保育所の再編計画をもう一度検討してほしいという陳情をなぜ保留としたかです。銚子市は、第2期子ども・子育て支援事業計画で令和2年から令和6年までの計画を提示いたしました。支援事業計画の中には、銚子市の人口減少が著しいことなどがなお一層明らかになっていることが示されています。しかし、銚子市の女性就業率は、出産、子育てを迎える人が多くなる30代から一時的に低下し、40代で再び上昇するいわゆるM字カーブ、それが平成12年以降M字カーブの底が上昇しています。その率は、全国、千葉県を上回る数値です。銚子の女性は、子育て時期も働いている方が多いという実証です。そこは、また逆にその30代から40代の女性人口そのものが少ない中でのM字カーブの底の上昇です。そのような環境の中で、生まれて間もなくから赤ちゃんを保育所に預けながら就業する方も多いということが読み取れます。 今回の公立保育所再編計画では、東部地域に比較的多い保育所の統廃合に向けて公立保育所を減らすという計画です。特に未満児の入所に柔軟な対応を進めてきた保育所の統廃合については、お子さんを預けながら働いている保護者の状況や声を生かした計画にするべきであると考えます。 行政が担っている仕事は、市民からの税金を使い、市民が安心して子育てしながら働く条件を広げることにつながります。公だけを重視するものではなく、一定の基準や保育の質を保つ上でも、公の施設の果たす役割は重要であると考えます。保育士、保育園職員の労働条件の改善と併せて、質量ともに安心して子どもを預けて働き続けられる保育所を実現するためにも、定数の削減や閉所までの期間延長など、さらなる再考を期待するものです。多くの市民の皆さんの声を実現するためにも陳情の趣旨、願意妥当と考え、私はこの陳情を採択すべしと考え、
委員長報告の保留には反対いたします。
○議長(
岩井文男君) 次に、吉原祐真議員。
◆吉原祐真君 陳情第13号について、保留に賛成の立場で討論いたします。 銚子市公立保育所再編方針について、パブリックコメントを含め、地域や市民の方々から多くの意見が出ています。また、銚子市側では再編方針策定の背景にも、時代の流れ、民間活力の活用、施設の老朽化などの再編理由を述べています。その中で、市長を初めとする執行部の皆様には公立保育所の質の向上を目指すなど、銚子市としてのメリットや目標を述べていますが、地域の皆様を中心とする市民の思いをしっかりと考え、一人でも多くの方が納得できるように改めて再編理由はもちろんのこと、今後の施設の使い道や地域の方向性については地域の皆様、事業者としっかり話合い、具体的に表明していただくことを要望として、保留に対して賛成討論とさせていただきます。
○議長(
岩井文男君) 次に、鎌倉金議員。
◆鎌倉金君 陳情第13号 銚子市公立保育所再編計画再考を求める陳情に対して、
委員長報告保留に反対の立場で討論します。 海鹿島保育所は、海鹿島町の住宅地としての魅力を高める重要な施設です。同保育所を閉所することは、近隣町内の新たな住宅地開発に大きな影響を与えると私は考えます。また、銚子市においては、本市の住宅地としての魅力を高める政策が弱いように見受けられます。その状況で同保育所の閉所を急ぐことは疑問を持たざるを得ません。海鹿島保育所は、銚子市の明るい未来をつくる重要な施設であると考えています。 以上の理由で、私は陳情第13号の内容に賛成しておりますので、保留に反対いたします。
○議長(
岩井文男君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩井文男君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 ただいま議題となっております陳情3件について、これより採決をいたします。 お諮りいたします。最初に、陳情第10号について
委員長報告は不採択とすべきものであります。
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
岩井文男君) 起立多数であります。 よって、さよう決しました。 次に、陳情第12号について、
委員長報告は不採択とすべきものです。
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
岩井文男君) 起立多数であります。 よって、さよう決しました。 次に、陳情第13号について、
委員長報告は保留とすべきものです。
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
岩井文男君) 起立多数であります。 よって、さよう決しました。 続いて、発議案が提出されておりますので、先例に倣い、全員協議会室において議員協議会を開催いたします。 この際、暫時休憩いたします。 午後 2時45分 休 憩 午後 2時48分 再 開
○議長(
岩井文男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
△発議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
岩井文男君) 日程第3、発議案第1号を議題といたします。 発議案を職員に朗読させます。 〔職員朗読〕 発議案第1号
銚子市議会委員会条例の一部を改正する
条例制定について 令和2年3月18日提出 提出者 銚子
市議会議員 石 上 友 寛 賛成者 同 地 下 誠 幸 同 同 野 平 仁 人 同 同 石 神 嘉 明 同 同 桜 井 隆 同 同 釜 谷 藤 男 同 同 加 瀬 庫 藏
○議長(
岩井文男君) 提案理由の説明を求めます。
石上友寛議員。 〔
石上友寛君登壇〕
◆
石上友寛君 提出いたしました発議案1号
銚子市議会委員会条例の一部を改正する
条例制定について、提案理由の説明をいたします。 本市の下水道事業に地方公営企業法の規定の全部が適用され、公営企業となることから、常任委員会の所管事項について所要の改正をしようとするものであります。 以上のとおりでありますので、
議員各位におかれましては、よろしくご賛同くださるようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
○議長(
岩井文男君) 以上で説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩井文男君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第1号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩井文男君) ご異議なしと認め、さよう決しました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩井文男君) 討論なしと認めます。 これより採決をいたします。 発議案第1号について、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
岩井文男君) 起立全員であります。 よって、さよう決しました。
△市長の挨拶
○議長(
岩井文男君) 以上をもって今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 この際、市長からご挨拶があります。 〔市長
越川信一君登壇〕
◎市長(
越川信一君) 3月議会の閉会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。 この3月議会には令和2年度の
一般会計予算を初め、29の議案を提案させていただきました。全ての議案について議決を頂き、ありがとうございました。議員の皆様からは、洋上風力、財政問題、地方創生、地域医療、子育て支援、福祉など、重要課題、重要施策について率直なご意見、ご提案を頂きました。真摯に受け止めながら今後の行政運営に生かしてまいります。 さて、新型コロナウイルスの世界的な感染の拡大が続いております。WHOは3月11日、世界的な大流行、パンデミックを宣言いたしました。日本国内でも感染者の確認が増え続けております。近隣の匝瑳市でも3名の感染者が確認されております。銚子市では対策本部を設置し、3月中の幼稚園、学校、公共施設の休止、各種イベントの中止、延期を決定いたしました。5月に予定をしておりました令和2年度の銚子みなとまつりにつきましても、16日の実行委員会で中止が決定したところであります。 一方で、成田市など感染者の出ていない自治体では、今週から学校が再開されております。感染予防に十分に留意をしながら、子どもたちや市民の日常生活、経済活動を回復、両立させていくことも必要だと考えております。 観光業、飲食店などの地域経済、就労者、
生活困窮者への影響も深刻であります。政府は、2度にわたって緊急対策を示しました。今後の国、県の
予算措置などを踏まえながら、市民の命、健康、生活を守るために銚子市として全力を尽くしてまいります。 議員の皆様のさらなるご支援、ご協力をお願い申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
岩井文男君) 以上で市長の挨拶は終わりました。
△閉会の宣告
○議長(
岩井文男君) これにて令和2年3月
銚子市議会定例会を閉会いたします。 慎重審議ご苦労さまでした。 午後 2時54分 閉 会...